Categories: 呼吸療法認定士 呼吸器リハビリ 作業療法(急性期)

呼吸療法認定士の試験勉強について作業療法士が解説

こんにちは。作業療法士のトアルです。

今回は「呼吸療法認定士の試験勉強」についてお話しさせていただきます。

私も資格取得の予定ではあるのですが、かなり難関らしく受かった同僚や先輩にリサーチをかけています。
その中でも、一発合格者に多いオススメだった勉強方法を紹介します。

それは「e-ラーニングを活用した勉強法」です。
e-ラーニング呼吸療法認定士(株式会社アステッキ)

どういった内容かについてですが、2019年度版は春頃発売予定だそうなので、
今回は2018年度版について紹介していこうと思います。

出題傾向が大きく変わるのでなければ、教材の仕様について大きな変更はないのでは?
と個人的には思っています。

 

e-ラーニングを受講するメリット


なんといっても高い合格率がウリです。

2018年度は、まだ合格率が発表されていないので、2017年度を参考にします。

「2017年度の当社呼吸療法認定士eラーニング受講生合格率は91.2%となっています。」
                                  (eラーニングホームページより)

ちなみに3学会合同呼吸療法認定士認定試験ホームページでは
2017年度の呼吸療法認定士認定士試験の合格率は65.7%となっています。

PC・スマホ・タブレットなど各デバイスに対応しているため
インターネット環境があればいつでもどこでも学ぶことができます。
また、契約期間内であれば何度でも繰り返し受講できるようです。

時間も1単元あたり10分前後となっており短時間で学習することが出来るようです。
忙しい人でも安心ですね。

本番の試験後は問題が回収されるシステムのようですが
過去の受験者から蓄積した5年分の試験情報を元に
予想が立てられているそうです。

受講者の合格率が90%以上もあり、信頼性は高いでしょう。

自分の職場では14人合格していますが、eラーニングを受講した人は8人で
全員一発で合格しています。
(残り6人は独学一発合格もいれば何回も受験して受かった人もいます。)

なんでe-ラーニングを利用したのか話を聞くと、仕事で疲れた後だと、
集中が持たず、がっつり勉強できないという方や小さいお子さんの子育て中の人もいて
まとまった時間がとりにくいという話もありました。

e-ラーニングを選んだ理由をまとめると

・一人での勉強だと不安になる。
・時間が取れない
・効率的な勉強方法がわからない

という意見の方が多かったです。

e-ラーニングなら、少ない時間でも効率よく動画を見て勉強できたり、
理解しにくい所(人工呼吸器)などがイメージしやすかったという話が多かったです

はじめは教材の値段がネックだったようですが、実際に受講してみて
「値段以上の価値があるよ~」との感想が多かったです。

自分も「出費はかさむけど、受かりたいならやった方がいいよ」
とすすめられました。

逆にe-ラーニングを受講せず落ちた人に話を聞くと

・自己流で何とかなると思った
・受けたかったけど、e-ラーニング受講の出費は出せなかった

と話していました。

確かに出費は掛かりますもんね。気持ちはわかります。

では、不合格になった場合のデメリットは何でしょう?

不合格になった時のデメリット


デメリットですが私は3つあると思っています。

・経済面負担
・精神的負担
・職場の人間関係

です。

「認定講習会」を受けた後は3年間の講習会の受講免除がありますが
仮に不合格になり3回目まで受けるとすると

試験料10000円×3回+交通費×3回+宿泊代×3回

となります。

地方在住であれば数万~十数万円かかる計算になります。

また、試験に不合格だった時の精神的な落ち込みは相当です。
2017年度では、自分の職場では3人うけて2人落ちました。

自分だったら「合格」の場合でも素直に喜べませんし、
逆に「不合格」でもいたたまれない気持ちになります。

不合格になると職場の「人間関係」にも影響が出ます。

不合格になった、2人の前で試験の話題は、暗黙のルールでしばらくご法度になってましたし
一緒に受験して合格した方も、「どう声を掛けていいかわからないんだよね」
と言っていました。

こう考えると「不合格」になった時のデメリットって想像以上に大きいですよね。

じゃあ、どうするべきなのでしょうか?

一度、「eラーニングホームページ」をのぞいて見ることをオススメします。

動画のデモもありますし、使用者の感想も聞けます。
なにより大手の通信教育なので安心できると思います。

まずはご自身の目で見てみて納得されることが重要です。

e-ラーニング呼吸療法認定士(株式会社アステッキ)

eラーニング教材の仕様は3種類


一応仕様について説明すると3つが選択できます。

【講座動画のみ】 通常11,920円→9,980円
呼吸療法認定士 講座動画(全20章)収録
・動画は1年間視聴し放題

【講座動画+参考書2冊】 通常18,620円→14,800円
呼吸療法認定士 講座動画(全20章)収録+各種教材(2冊)
・動画は1年間視聴し放題
・試験対策必修テキスト
・受験必修再現過去問集

【講座動画+参考書4冊】通常25,620円→19,800円
呼吸療法認定士 講座 動画(全20章)収録+各種教材(4冊)
・動画は1年間視聴し放題
・試験対策必修テキスト
・受験必修再現過去問集
・応用編(問題集)
・復刻版(問題集)

動画の視聴期間は1年となっていますが、
試験の傾向が変わることを考慮してのことかもしれません。

【講座動画+参考書4冊】19,800円のコースが人気が高いようです。

 

まとめ

e-ラーニングを受講することのメリットは「効果」
デメリットは「費用」だと思います。

「効果」については自分の職場では全員一発合格というお墨付きですし、
「費用」に関しては不合格になり続けると数万円~数十万円かかる可能性があります。

もちろん、自分でやらなければ「合格」には至れないと思いますが、
「ノウハウ」を一から自分で作り上げるには、かなりの努力が必要だと思います。

自分だったら、e-ラーニングを選択すると思います。

もし、迷っているなら一度「eラーニングホームページ」をご覧になってみて下さい。
e-ラーニング呼吸療法認定士(株式会社アステッキ)

「合格」という称号をえるために頑張りましょう!

この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。

toaru

急性期病院で働いている、臨床5年目の作業療法士です。作業療法士に役立つ情報を発信していきます。

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