こんにちは作業療法士のトアルです。
今まで書いた記事の中でも「レジスタンストレーニング」についての記事をまとめました。
全部で5記事あります。
バラバラになってるとブログ内での記事検索も大変です。
ユーザビリティの点でもまとめた方が、検索してくれる方にもわかりやすいかな
という事でまとめてみました。
最後に私がオススメする書籍についても紹介しています。
興味のある方はどうぞ以下の記事を参考にしてみて下さい。
Contents
レジスタンストレーニングの目的である4つの項目について具体的に説明しています。
➀ 筋力の向上
➁ 筋持久性の向上
➂ 筋パワーの向上
➃ 有酸素性運動能力の向上
まずは、この4つを押さえることで「レジスタンストレーニングは何を目的とするのか」を
ハッキリ理解できると思います。
こんにちは。作業療法士のトアルです。皆さんは「レジスタンストレーニング」について理解されているでしょうか?「レジスタンストレーニング」とは通称「筋トレ」の事を指していると思います。リハビリの現場でも「筋トレ」という言葉をよく聞きますが、自分自身が... レジスタンストレーニングの目的について解説 - とある作業療法士のブログ |
「筋力はどうすれば向上するのか」「筋肉の特性は?」といったことを中心に記事にしてます。
レジスタンストレーニングを指導する前に知っておいて欲しい
「3つの原則」と「5つの原則」について詳しく解説しています。
【レジスタンストレーニングの3つの原理】
1.過負荷の原理
2.特異性の原理
3.可逆性の原理
【レジスタンストレーニングの5つの原則】
1.転移の原則
2.自覚性の原則
3.漸新性の原則
4.適合性の原則
5.継続性の原則
これらは、実際にトレーニングを行う時の守るべきルールになります。
こんにちは。作業療法士のトアルです。前回は「レジスタンストレーニングの目的」について解説させていただきました。で、今回はその続きである「レジスタンストレーニングの3原理と5原則」について解説しようと思います。目的や原理を知らないと自分が何のために、... レジスタンストレーニングの3原理と5原則について作業療法士が解説 - とある作業療法士のブログ |
筋収縮には様々な種類があり、その特徴ごとに分類されています。
この筋収縮の種類を「筋収縮様式」と呼びます。
筋収縮様式を知ることは、筋力増強や筋のパフォーマンスを改善する上で重要になります。
臨床で共通してよく使われるのは4つの収縮様式です。
「等尺性収縮」
「求心性収縮」
「遠心性収縮」
「等速性収縮」
これらを知ることは運動療法をする上で最低限必要な知識だと思いますよ。
できるだけ、分かりやすくしているので一度読んでみて下さいね。
こんにちは。作業療法士のトアルです。前回は「レジスタンストレーニングの3原理と5原則」について解説させていただきました。で、今回はその続きである「レジスタンストレーニングの筋収縮様式」について解説しようと思います。国試の時は覚えてたけど、年数が経つ... レジスタンストレーニングの筋収縮様式について解説 - とある作業療法士のブログ |
レジスタンストレーニングを行った結果、どういう効果が得られるのか?
セラピストだけでなく、対象者である患者さんもそこが知りたいわけです。
効果がないのにやってますってのはナンセンスですよね。
トレーニングの各段階で神経系、筋肉にどういう変化が生じるのかを記事にしています。
こんにちは。作業療法士のトアルです。前回は「レジスタンストレーニングの筋収縮様式」について解説させていただきました。で、今回はその続きである「レジスタンストレーニングの効果」について解説しようと思います。レジスタンストレーニングを行った結果、どう... レジスタンストレーニングの効果について解説 - とある作業療法士のブログ |
運動処方には4つの重要なポイントがあります。
➀運動の頻度 (Frequency)
➁運動の強度 (intensity)
➂運動の時間 (time or duration)
➃運動の種類 (type of exercise)
この4つをしっかり踏まえた上で、対象者の動作の何が不十分なのか、それを改善するには
どのようなトレーニングが必要なのかを吟味する必要があります。
こんにちは。作業療法士のトアルです。前回は「レジスタンストレーニングの効果」について解説させていただきました。で、今回はその続きである「レジスタンストレーニングの運動処方」について解説しようと思います。運動処方のポイント運動を処方するときには4つの... レジスタンストレーニングの運動処方について解説 - とある作業療法士のブログ |
以上が「レジスタンストレーニングのまとめ記事」となります。
最後にこれらの記事をまとめる時に、参考にさせてもらった書籍を2つ紹介します。
※最後の1冊はおまけです。
高齢化が進んでいる現在、リハビリ対象の方は様々な既往を持っています。
心血管疾患、呼吸器疾患、代謝疾患、腎疾患…多くの病態像がありますが、本書は
それらの障害に対して「どのような運動療法を行えばよいか」についてエビデンスを
踏まえてまとめられています。
堅苦しい解説はなく、むしろ読みやすい形でまとめられていて、
「参考書は意気込んで読まないといけない」といった意識を忘れさせてくれます。
高齢化により認知症となる方も多く、その予防はとても重要です。
本書は「認知症に対して効果的な運動療法は何か?」という観点で、
現在明らかになっているエビデンスを元に構成されています。
内容は認知症予防にはどのような運動療法がよいのかについて詳細に書かれていますが、
重苦しいわけでもなく気軽に読める内容となっています。
巻末には『コグニサイズ』についての記事や参考にできる訓練方法も載っているので
参考になります。認知症が進むと口頭指示で訓練を行うのが難しくなっちゃいますからね。
リハビリの参考書ではありませんが、
運動療法と認知症予防の基礎を学ぶにはこちらもオススメです。
Amazonレビューで『180レビュー4.5つ星』の高レビューの本。
作業療法士の方には一読して頂きたいです。作業療法のヒントになる知識があるはず。
参考書のような高額ではないので、お財布にも優しいですよ。
認知症を発症する方は今後増えていくのは確実です。
「もし、自分が認知症になったらどうしよう」という危機感を、
一般の方でもどこかで感じているのかもしれません。
「病気になる前に予防する」これが一番大事ですよね。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。