リハビリでの人間関係のストレスから解放されるための6つの方法【PT・OT・ST】




こんにちは。作業療法士のトアルです。

今回は「PT・OT・STの職場の人間関係のストレスから脱却するための方法」について
記事にさせていただきたいと思います。

仕事での人間関係って、なんであんなに疲れるのでしょうか。

・文句や愚痴しか言わない同僚
・書類を押し付けてくる先輩
・人のためといいつつ後輩を潰しにかかるパワハラ上司
etc…

うんざりする人間関係なんか気にせず「仕事をしたいんですが…」という感じですよね。

今回の記事では、職場でのうんざりな人間関係を解消するために、
「職場の人間関係のキモは距離感」という内容で3つ
「自分にとって仕事がしやすい環境整備」という内容で3つ
の計6つの方法を紹介していきます。

職場の人間関係のキモは距離感

職場の人間関係で一番良い距離感とは何でしょう?
それは「仲が良いわけでもなく悪いわけでもない」関係です。

取り立てて、みんなと仲良くしようとしなくてもいいわけです。
これは、とっても重要な考え方です。

「あの人は自分とはちょっと違うカテゴリーの人かもしれない」
「だから、程よい関係でいよう」
そう思えてくるようのなったら、メンドくさい人間関係に巻き込まれることはまずありません。

これができると「仕事は仕事」と割り切って物事を考えられるので、
割と冷静な態度と距離感で仕事ができるようになります。

1.昼食時間は要注意!

昼食時間は、仕事の時に自分でコントロールできる唯一の時間です。
周囲に流され、妙なメンバーでいつも過ごしていませんか?

昼食時間は、かなりの頻度で先輩や上司の愚痴や文句が飛び交ったり、
込み入ったプライベートな話だったり、人間関係を煩わしくさせる話題が多い傾向にあります。

職場でストレスなく過ごしたければ、できるだけ煩わしい話題とは距離を置いた方が絶対に吉です。
自分の意思で行動するようにしましょう。

今までいたメンバーと距離を置きたいのであれば、
「ダイエットを始めたんですよ…。」
など、都合の良い理由や言い訳も用意しておきましょう。

2.飲み会に行かない人というポジショニング

職場の飲み会に「断りにくい」という理由で、ある種の惰性で顔を出したりしていないでしょうか?

飲み会に参加すると、人のマイナスの部分が見えたり、知らないでもいいような
人間関係をメンドクさくしてしまう情報を聞いたりすることがあり、
半強制的に人との距離感を縮めてしまう可能性があります。

「AさんとBさんは昔付き合っていた」
「CさんとDさんの間に、昔トラブルがあった」

など、余計なことを知ってしまったがために、仕事上で気を使わなければならない…。
そんな状況にもなりかねません。

飲み会には基本的に参加しないというスタンスが、人間関係をメンドくさくさせないコツです。

どうしても難しければ一次会のみの参加にする、そうすれば周囲からそこまで
とやかく言われることはありません。

3.仕事中に余計な自己開示はいらない

基本セラピストはコミュニケーションが必要な仕事です。
なので、中にはおしゃべりが好きな人もいると思います。

そんな人にも、あくまで話す内容は業務のことだけ。

相手がオープンな性格だと、ついつい自分のことも話してしまいそうになりますが、
そこはそれ、程々にしておきましょう。

ここで自己開示しすぎると、無駄に距離感が縮まるだけです。

人間関係でストレスをためない為には、余計なことをせずニュートラルな立ち位置が必要です。

人間関係を煩わしくしたくないのであれば

・余計なことを知らないようにする
・自分からも余計なことは言わない。

というのは鉄則になります。

自分にとって仕事がしやすい環境整備

余計なことをしないというスタンスを取り過ぎると、周囲の人とコミュニケーションが希薄になり、
逆にストレスになってしまうことがあります。

「適度な距離感を取りつつ、通常の業務は回せるくらいのコミュニケーションが取れる」
というスタンスは作れるようにしておきたい所です。

「何を考えてるかはわからないけど、仕事はするし悪い奴ではなさそう」
というくらいのポジションを目指すのが、理想かなと個人的には考えています。

1.挨拶はしっかりする

明るく元気よく挨拶する必要はないのですが、先輩・後輩の分け隔てなく、
きちんと挨拶をするようにしましょう。

普段からちゃんと挨拶ができていないと、単に「コミュニケーションが取れない人」
周囲から思われてしまいます。

2.業務で必要なことは、苦手な人でも避けずに割り切って話しかける

嫌な先輩や上司など、自分にとって苦手な人は職場に1人はいると思いますが、
どうしても仕事上は避けて通れない存在です。

こういう場合は、端的に用件だけ済ませるようにしましょう。

この時、こちらのが避けている感が出ていると、相手もそれを感じ取りますし
コミュニケーションもあまりよくない方向に進みがちになります。

仕事は仕事と割り切ってコミュニケーションを取りましょう。

3.仕事はしっかりと真面目にこなす

人間関係を悪化させないために、仕事はしっかりこなしましょう。
職場のメンドくさい人たちに攻撃されないために、付け入るスキを与えないことが大切です。

仕事ができて成果も上げていれば、多少付き合いが悪くても、
とやかく文句を言われることはあまりありません。

昼食時間でいつも一人だろうが、飲み会に参加しなかろうが、
仕事上で必要最小限のコミュニケーションをしっかり取っていれば、
職場で人間関係が悪化することはないはずです。

 

それでもめんどくさい時の対処法

やることはしていも、どうしてもメンドくさい人というのは存在します。
そんな時は、組織的に問題がある可能性があります。

なので組織の外にも目を向けて行動した方が良いかもしれません。

1.上司や信頼できる職場の人に相談する

上司が信頼できる人の場合は、かなりラッキーです。上司をうまく使いましょう。

パワハラ上司や使えない上司の場合は、職場内で信頼できる別の人に相談してみましょう。
この記事を読まれている時点で、上司はあまり機能していないかもしれませんが…。

職場内の身近な人に相談して、アクションを起こしてもらえるに越したことはないので、
まずは相談してみましょう。

上司に相談したけど特に動いてくれなかった、もしくは上司自体がメンドくさい
人間関係の原因である場合は、上司の上司に直接相談してみるのもいいかもしれません。

2.転職活動をしてみる

職場内の人に相談しても、結局何も動いてくれない、変わらないことも多いです。
そんな時は積極的に、職場の外に目を向けてみるのも一つの手段です。

今後の職場内の関係を少しでも楽にしたいなら、
転職活動をすることも一つの手段で、私はオススメします。

とても大事なポイントなのですが、

転職活動 ≠ 転職すること

であり、転職することだけが、転職活動の目的ではありません。

「自分はいつでも転職できる」

そう思えるようにしておくだけで、今のメンドくさい人間関係を、
長い人生の通過点として捉えることができるようにもなります。

人によっては転職を考えることが逃げ腰に聞こえるかもしれません。
ですが、今の状況を少しでも耐えるには効果的な役割を持つんじゃないかと思います。

転職を考えることでもちょっとした、精神安定剤の役割にもなります。

 

まとめ

職場の人間関係に悩み、疲れて、ストレスがたまってしまう。
それで本来のパフォーマンスが発揮できないことは、自分の人生において
貴重な「時間」を無駄にしていると言えます。

あなた自身のたった一度のかけがえのない人生。

今の職場の人間関係に悩んでいること自体が、とてももったいないことのように思えます。
悩んでいるなら、とにかく行動、行動することでしか現状は打破できません。

・職場の人とは仕事以上の関係を持たず適切な距離感を保つ
・仕事上ストレスにならない範囲で、コミュニケーションは普段から取っておく
・社内の人に相談する、または転職を考えておく。

ぜひ行動に移して、人間関係のストレスから自分を解放しましょう。

この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。