リハビリの実習・職場で人間関係を円滑にする方法




こんにちは。作業療法士のトアルです。

皆さんは職場・実習先での人間関係で悩んでいませんか?

「口うるさいあの人が苦手…」
「自分に対する態度が冷たい…」

というようなことを感じたことは無いでしょうか?

リハビリの職場や実習で頼るべき人から、こういった対応をされると
精神的に追い詰められてしまいます。

そういう風に感じた時に、普通はその人を避けようとしますよね?

私にもそのような経験があります。

苦手な人の姿を見ると意識的か無意識かに関わらず避けてしまいます。

長めの廊下でその人を見かけたら、「あ、そうだ」と
忘れものを取りに行くふりをして小芝居までして引き返したりしてました。

それでやり過ごせる内は構わないんですが、
いつかはこの関係に行き詰まりを感じます。

「その人と顔を合わせたくない」その原因は何でしょうか?

これを考えることが、問題解決につながる1つの手段なのではないかと思います。

苦手な人と顔を合わせたくない理由を考える

「苦手な人と顔を合わせたくない。」

どんな人でも苦手な人はいると思います。

プライベートならその人と顔を合わせなければいいだけです。
会ったってストレスをためるだけで全く得になりません。

しかし、仕事や実習は違います。長期間の間、顔を合わせなければなりません。
相当なストレスになると思います。

これを解決するための方法として「なぜその人が嫌なのか」その原因を探るという方法があります。

まず、冒頭であげたように

「口うるさいあの人が苦手…」
「自分に対する態度が冷たい…」

というケースを考えてみます。

これはなぜ起きたのでしょう?少し突っ込んで考えてみます。

その人は初めから、あなたにそういう態度だったのでしょうか?
他の人にはそういう態度を取っているのでしょうか?

じつはここがミソです。少し落ち着いて考えて下さい。

相手はあなたが嫌いだから、あなたに対して「口うるさかったり」「冷たい態度を取ったり」する。
それが嫌だから、あなたは相手を避けている。

だれだって人に「嫌い」と思われることは悲しいし、残念な気持ちになります。
しかも、それに上乗せして、口うるさく攻撃されます。

世の中にはいろんな人がいるので、中には「人を批判したがる」人や「攻撃したがる人」も
いるにはいます。

しかし、そういう人と「うまくやっている人」もいるはずです。

その上手くやっている人の行動をよく観察してみて下さい。

ある共通点があると思います。

どんな人とも上手くやっていける人の共通点

どんな人とも上手くやっていける人の共通点とは何か?

それは「報・連・相」が上手な人です。

これは、自分の置かれている状況や自分が考えていること、
自分が伝えなければいけないことをはっきりと相手に伝える能力のことです。

実はこれができないために、自分を不利な状況に追い込んでいる人は結構います。

特にリハビリ実習の現役学生さんや新人さんはこれが顕著で、上手い人は上手いんですが、
そうでない人は壊滅的にダメなんですね。

現役学生さんや新人さんではこういう事が起こっても、しょうがないとは思います。
数年前まで高校生であり、社会人経験がない場合は対人関係のスキルの引き出しが
少ないため対応できないんですね。

しかし、これに耐え切れずストレスで潰れてしまうのはもったいない。

どういう方法で「報・連・相」を行えばいいかを知れば、
この状況を解決できると思います。

 

おわりに

次回は、どのようにして、この「報・連・相」を行えばよいか、
具体的な方法についてまとめたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。

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この記事の続きです。参考にしていただければ嬉しく思います。